壮瞥町
壮瞥町は、世界レベルの大地の公園として世界ジオパークネットワークに登録された、美しい洞爺湖、雄大な有珠山、国の特別天然記念物に指定されている昭和新山、火山の恵みである温泉など、豊富な天然資源に恵まれています。
2万年ほど前に形成された標高737mの活火山で、20世紀だけでも4度の噴火活動が観測されています。 1977(昭和52)年の噴火でできた噴火口(銀沼火口)はロープウェイに乗り見に行くことができます。
昭和新山は1943(昭和18)年から2年にわたる有珠山の火山活動により麦畑が隆起して出来た山で、特別天然記念物に指定されています。 当時、珍しい新山誕生の様子を観察し続けたのが、地元の郵便局長・三松正夫氏で、麦畑を失った農民の支援と火山の保護のために、この土地を買い取りました。 このため、昭和新山は世界でも珍しい私有地内にある火山となっています。
洞爺湖畔沿いには300本の梅林からなる「壮瞥公園」があり、有珠山・昭和新山、また洞爺湖を眺めることができる絶好の景観スポットです。
▲壮瞥公園
洞爺湖を一周する「とうや湖ぐるっと彫刻公園」を洞爺湖町とともに管理・運営しており、湖周辺の美しい自然と芸術作品の調和を楽しむことができます。
全部で58基の彫刻が設置されており、壮瞥町内には、そのうち18基が設置されています。
https://sobetsu-kanko.com/spot/chokoku
洞爺湖唯一の流出口である「壮瞥滝」は、荒々しくも眺めていると不思議と癒されるパワースポットとして人気があります。
明治初期にりんごの植樹の始まった壮瞥町は、胆振地方最大の果樹生産地で、観光シーズンを通して果物狩りが楽しめます。
また、雪合戦の国際大会が開催される町としても知られています。